世界にはユニークなルーツやモチーフのお守りがたくさんあります。
この記事ではネット通販で買えるものを厳選して集めてみました。
ちょっとしたお礼や誕生日に贈るプレゼントにもぴったりです。
アイルランド
アイルランドの妖精「レプラコーン」
ハリーポッターにも登場するアイルランドの伝説妖精レプラコーン。
虹のふもとに金貨の入った壺を隠しているという言い伝えがあり、レプラコーンを捕まえると宝物のありかを教えてくれるのだそう。
願いを叶える魔法の力を持っているといわれています。
アメリカ合衆国
幸せをもたらす精霊「ココペリ」
ネイティブインディアンの伝説にでてくる精霊。
ココペリが笛を吹くと幸せが運ばれてくると伝えられています。
子宝や安産、魔除け、厄除のお守りとして人気があります。
イギリス
英国ウェールズに伝わる伝統「ラブスプーン」
ラブスプーンを贈る習慣は17世紀ウェールズで始まりました。
友情や親愛のシンボル、そして幸せを呼ぶお守りとして、英国で広く愛されています。
ぶどうのモチーフを合わせたラブスプーンは成功や豊穣を意味します。
イタリア
魔除け・幸運のお守り「コルノ」
コルノの歴史は古く紀元前3500年まで遡ります。
イタリアでは動物の角は力の象徴とされ「幸運を呼び寄せるシンボル」とされてきました。
赤は幸せをもたらし、悪魔を追い払う色といわれています。
インド
富と美と幸運を招くお守り「パドゥカ」
インドでは幸運のお守りと言われている神様の履物パドゥカ。
ラクシュミー神の足跡とも言われ、富と美と幸運を招くとされています。
商売運・金運・万能神「ガネーシャ」
インドで最も崇拝される豊穣や知識、商業の神様「ガネーシャ」
あらゆる困難や障害を取り除き福をもたらすとされています。
インドネシア
邪気を払い幸運を呼ぶ「ガムランボール」
「神々の棲む島」といわれているインドネシア・バリ島のお守り。
ガムランボールは「ドリームボール」とも呼ばれ、身につけ持ち歩くことで幸運がもたらされるといわれています。
開運・魔除けのお守り「ルドラクシャ(菩提樹の実)」
釈迦がその下で悟りを開いたとされる菩提樹。
ルドラクシャ(ルドラークシャ)は菩提樹の実です。
ルドラクシャには強力な浄化作用があるといわれ、厄除けや邪気払い、開運などのお守りとして使用されています。
エジプト
命の鍵・生命の象徴「アンク」
エジプト十字とも呼ばれるアンクは「生命」「生きること」を表すシンボル。
アンクの力を信じる者は一度だけ生き返ることができるといわれており、生命エネルギーを得るための護符や魔よけとしても使われています。
オーストリア
幸運を引き込む「背中を丸めた猫の前足」
オーストリアでは「背を丸めたネコの前足」が幸運を引き込むと信じられているのだそう。
猫は神秘性のある動物とされ「癒やしと幸運をもたらす」存在といわれています。
カナダ
カナダ先住民インディアンの「ポケットスピリットコイン」
カナダ先住民のネイティブ・コイン。
コインのモチーフにはそれぞれ意味があり、ひとつひとつに込められたスピリット(魂)を持ち歩くことでパワーを得られます。
スウェーデン
北欧の妖精「トムテ」「ニッセ」
スウェーデン語では「トムテ」、ノルウェー語、デンマーク語では「ニッセ」と呼ばれる北欧の妖精。
北欧ではトムテ(ニッセ)が家を守り幸せをもたらすといわれています。
幸せを運ぶ馬「ダーラナホース」
ダーラナホースとは、スウェーデンのダーラナ地方で作られている馬の置物です。
ダーラナホースは幸せを運んでくれる馬といわれ、世界中の人たちに愛されています。
スペイン
開運・商売繁盛・幸せを運ぶロバ「ストロードンキー」
ロバは背中に十字架のような模様を持つものが多く、神聖な動物とされてきました。
働き者のロバのモチーフは商売運や仕事運アップに効果があるとされヨーロッパでも開運のお守りとして人気があります。
タイ
魔除けのお守り「プラクルアン」
プラクルアンとは、仏像やガネーシャなどを形取った小さなお守りです。
魔除けや厄よけといった意味のほか願い事が叶うお守りとして使われています。
中国
金運と良縁を結ぶ「五帝銭」
五帝銭とは、権威ある五人の皇帝の発行した古銭の飾り物です。
古銭は金運・財運をアップさせる効果があるとされ、五帝銭は厄除けの効果もあわせ持つとされています。
中東
「ハムサ(ファーティマの手)」
おもに中東で使われる邪視から身を守るための護符。
邪悪なエネルギーを遮断し、癒しと祝福をもたらすとされています。
邪視から身を守る「ナザルボンジュウ」
邪視や嫉妬から身を守ってくれるといわれる魔除けのお守り。
割れることによってナザルボンジュウ(ナザール・ボンジュウ)が身代わりとなり、災難から身を守ってくれるといわれています。
魔除けのお守り「イーブルアイ」
トルコなどではナザルボンジュウ、英国圏ではイーブルアイ、ギリシャではマティという名前で知られている魔除けのお守り。
ヨーロッパ各地で見かけますが、発祥はギリシャといわれています。
チリ
幸運を招く「3本の足のブタ(チャンチトス)」
南米アンデス山中のポマレイ村に伝わる3本足のブタ「チャンチトス(CHANCHITOS)」
チリでは3本足のブタはとても縁起が良いといわれています。
大切な人に贈るお守りとして使われています。
デンマーク
幸せを呼ぶ「デンマークの1クローネコイン」
幸せを呼ぶコインと呼ばれているデンマークの硬貨。
幸せや愛情を象徴するハートと、富や権力を象徴する王冠が刻まれています。
幸運を引き寄せるといわれ、コインリングやお守りとして使われています。
ドイツ
開運と金運をもたらす王冠をかぶったカエルのモチーフ
王冠をかぶったカエルは、ドイツではすフロッケーニヒと呼ばれ結婚運や幸運をもたらすとされています。
金運や蓄財運をもたらす幸運のシンボルともいわれヨーロッパのみならず世界中で愛されています。
日本
財運・金運を上げる「刀印護符」
「刀印護符」は、祈願者様の刀印(指)で魂入して完成する秘法の護符。
護符はお守りと違い、その人の願いのためだけに作られたものです。
どうしても叶えたい願いがある人はお守りよりも護符の方が効果を発揮するといわれています。
ニュージーランド
願いが叶う「マオリカービング」
ニュージーランド伝統のグリーンストーン・マオリカービング(彫刻)
グリーンストーンはニュージーランドの南島でしか採掘されない貴重で神聖な天然石です。
釣り針「フック/HOOK」のモチーフは幸運を吊り上げるといわれています。
ハワイ
富と豊かさの象徴「パイナップル」
パイナップルは多くの実がなるのため、ハワイでは富と財残の象徴とされています。
金運アップや願いを叶えるモチーフとしてハワイジュエリーとしても人気があります。
ハワイ伝統の魔除けと幸運のお守り「イカイカ」
イカイカ(IKAIKA)とはハワイ語で「とても強い」という意味。
ハワイ王朝時代に王様の側近の護衛戦士が被っていたカブトで王様の身を守り、ハワイに平和をもたらしたといわれています。
今では幸運と魔除けのお守りとして人気があります。
フィンランド
幸運のお守り・光のモビール「ヒンメリ」
ヒンメリとは、天井に吊るす飾り(モビール)です。
ヒンメリの語源は「天」を意味するドイツ語の「Himmel」に由来しています。
飾った場所に幸せを呼び込むお守りとして愛されています。
ブラジル
前からも後ろからも守ってくれる「エスカプラーリオ」
エスカプラーリオは前と後ろ両方にペンダントヘッドが付いいています。
片方がキリスト、もう片方に聖母マリアが描かれています。
「前からも後ろからも守ってもらえる」お守りとして人気があります。
3つの願いが叶うリボン「ボンフィン」
「ボンフィン」ブラジルにある教会の名前です。
「奇跡の教会」と呼ばれ、願いが叶う教会としても有名です。
手首や足首に2回巻き、3つの願い事を込めて3回結び目をつけます。
そしてリボンが自然に切れたとき願いが叶うといわれています。
フランス
奇跡の恵みが与えられる「不思議のメダイ」
フランスのカトリック修道女が聖母マリアのお告げをもとに作ったといわれています。
このメダイ(メダル)がパリ市民に配られると、伝染病がおさまるなど不思議な奇跡がたくさん起きました。
やがて「奇跡のメダイ」と呼ばれるようになり、手にした人には幸運と奇跡が訪れるとされています。
ベトナム
財運・仕事運を高める「銭蛙(三脚蟾蜍)」
三本脚の銭蛙には幸運を招く力、財を集める力があるといわれています。
口にくわえたコインが回るタイプは、お金が回る、お金を稼ぐという意味を持ち、商売繁盛のお守りとして大切にされています。
ポルトガル
幸運を呼ぶお守り「バルセロスのおんどり(ガロ)」
「ガロ」とはポルトガル語で雄鶏(おんどり)のこと。
その昔、巡礼者が無罪の罪で処刑されそうになったとき、皿の上の丸焼きの雄鶏が立ち上がり鳴いたことで命を救われたという奇跡の伝説があります。
それ以来ポルトガルでは雄鶏(ガロ)は幸運をもたらすものとして愛されています。
ロシア
豊かさの象徴・願いが叶う「マトリョーシカ」
マトリョーシカは「マトリョーナ」というロシア人女性の名前の愛称です。
マトリョーナの語源はラテン語で母を意味する“mater”。
人形の中から次々と人形が出てくるところから子孫繁栄や幸せを運ぶ人形として大切にされています。
まとめ
世界のお守りにはさまざまな宗教的な意味を持つものが多く、ルーツを辿るのも魅力のひとつです。
誕生日プレゼントや贈り物に、センスのいい海外のお守りをさりげなく取り入れてみましょう。きっと喜ばれますよ。